女流劇作家書下ろしシリーズ


書下ろし作品をレパートリーの重要な柱と考える円が、活躍目覚しい劇作家に焦点をあて、三ヶ月にわたり競作を試みる、2005年に上演した次世代の作家シリーズの第二弾です。活動拠点の異なる三人の女性劇作家が “団塊”をテーマにそれぞれの切り口で感情豊かに書下ろして下さいます。まったく質の異なる三作家であり、団塊jr.でもある彼女たちが、それぞれの文体の中で時代をどう捉え、提言していくのか期待が膨らみます。また、書下ろしにふさわしい幅広い世代を配した俳優陣も魅力のひとつです。
その１『初萩ノ花』作・演出／内藤裕子９月１９日[金]→２８日[日]	その２『朽ちるまにまに』作・演出／桑原裕子(KAKUTA) １０月１０日[金]→１９日[日]	その３『囁谷シルバー男声合唱団』作／角ひろみ　演出／平光琢也１１月３日[月・祝]→１２日[水]
◆劇場　全公演ステージ円
◆料金（全席指定）　一般４，８００円　　ペアチケット８，４００円（２枚１組劇団扱いのみ）　　　　　　　　　　　　　３作品通し券１０，５００円（劇団扱いのみ）　　　　　　　　　　　　　※３作品通し券は観劇日が決まらなくてもご予約が可能です。各公演ごと観劇日が決まりましたらご連絡ください。
◆チケット取り扱い・演劇集団円０３-５８２８-０６５４　　・チケットぴあ　　・イープラス・チケットお申込み専用フォームはこちらから
助成：文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

女流劇作家書下ろしシリーズ　その１

ニッチな視点題材を扱いながらも、けして特異にはならないその日常に、俳優の素をうまく取り入れたやさしさと温かい文体で登場人物を描く、座付き作家内藤裕子の初書下ろし。中卒で工場に勤めながら、家の田畑を必死に守ってきた杉田茂夫。工場は定年を迎え今は契約社員として働いている。茂夫の密かな生きがいは亡き弟の家族を支えること。義理の妹、文江、そして姪たち。それぞれがすこしづつ、秘密と後悔を抱えながらも平穏に暮らしてきた。お彼岸のある日。杉田家の庭に萩が咲く。平穏な暮らしに少しの変化が訪れようとしていた――。

CAST 高林由紀子　山崎健二　谷川清美　馬渡亜樹　岸昌代　玉置祐也　牛尾茉由
２０１４．９月１９日[金]→２８日[日]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：桐戸英二

女流劇作家書下ろしシリーズ　その２

登場人物を丁寧に描き分け、リアルで濃密な世界をスタンダードな手法で魅せる KAKUTA・桑原裕子の新作団塊の世代に生まれた女三人組のお馴染み旅行。今回はペルーで世界遺産を探訪するスピリチュアルツアーだ。しかし現地案内人にそそのかされ当初予定されていたツアーを離脱し、チチカカ湖奥地の秘境で奇妙な民族と数日間過ごす羽目になってしまった。そんな旅を終えて数日後。三人の体に不可思議な変化が… なんと20歳ほど若返っていたのだ！「もう一度人生やり直そう」「やり残したことを取り戻そう」と、はじめは若返りを喜んでいたが… 老いと若さ、強さと弱さ、生きがいとは後悔とは。

CAST 平栗あつみ　磯西真喜　中條サエ子　吉見一豊　石井英明　瑞木健太郎佐藤銀平　冠野智美　清田智彦　石黒光
２０１４．１０月１０日[金]→１９日[日]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　演出助手：後藤彩乃　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：宮本良太

女流劇作家書下ろしシリーズ　その３

地域の言語を活かした独自のリズムの会話体で、日常と生の不条理をユーモアと痛みを込めて描く角ひろみ初の書下ろし数年先の未来。山深い集落、囁谷。昔話では隠れ里として有名だが、実際今は限界集落。かつては林業でくいつないだものの、男たちは高齢でほぼ引退。森林組合の男声合唱団だけが細々と続いている。若い町長が計画する囁谷シルバータウン構想。計画が着々と実現する中、当の囁谷のシルバーな面々の最大の関心事は、男声合唱団恒例のクリスマスコンサートをどうするかということ。なかなか歌えないシルバーたちの、安楽のハーモニー。

CAST 佐々木敏　大谷朗　中平良夫　竹本純平　廣田行生　横尾香代子元井須美子　手塚祐介　乙倉遥
２０１４．１１月３日[月・祝]→１２日[水]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　演出助手：金子裕明　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：加藤晶子

演劇集団円〒111-0035　台東区西浅草1-2-3 田原町センタービル５F TEL 03-5828-0654　　FAX 03-5828-0651


書下ろし作品をレパートリーの重要な柱と考える円が、活躍目覚しい劇作家に焦点をあて、三ヶ月にわたり競作を試みる、2005年に上演した次世代の作家シリーズの第二弾です。活動拠点の異なる三人の女性劇作家が “団塊”をテーマにそれぞれの切り口で感情豊かに書下ろして下さいます。まったく質の異なる三作家であり、団塊jr.でもある彼女たちが、それぞれの文体の中で時代をどう捉え、提言していくのか期待が膨らみます。また、書下ろしにふさわしい幅広い世代を配した俳優陣も魅力のひとつです。
その１『初萩ノ花』作・演出／内藤裕子９月１９日[金]→２８日[日]	その２『朽ちるまにまに』作・演出／桑原裕子(KAKUTA) １０月１０日[金]→１９日[日]	その３『囁谷シルバー男声合唱団』作／角ひろみ　演出／平光琢也１１月３日[月・祝]→１２日[水]
◆劇場　全公演ステージ円
◆料金（全席指定）　一般４，８００円　　ペアチケット８，４００円（２枚１組劇団扱いのみ）　　　　　　　　　　　　　３作品通し券１０，５００円（劇団扱いのみ）　　　　　　　　　　　　　※３作品通し券は観劇日が決まらなくてもご予約が可能です。各公演ごと観劇日が決まりましたらご連絡ください。
◆チケット取り扱い・演劇集団円０３-５８２８-０６５４　　・チケットぴあ　　・イープラス・チケットお申込み専用フォームはこちらから
助成：文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

女流劇作家書下ろしシリーズ　その１

ニッチな視点題材を扱いながらも、けして特異にはならないその日常に、俳優の素をうまく取り入れたやさしさと温かい文体で登場人物を描く、座付き作家内藤裕子の初書下ろし。中卒で工場に勤めながら、家の田畑を必死に守ってきた杉田茂夫。工場は定年を迎え今は契約社員として働いている。茂夫の密かな生きがいは亡き弟の家族を支えること。義理の妹、文江、そして姪たち。それぞれがすこしづつ、秘密と後悔を抱えながらも平穏に暮らしてきた。お彼岸のある日。杉田家の庭に萩が咲く。平穏な暮らしに少しの変化が訪れようとしていた――。

CAST 高林由紀子　山崎健二　谷川清美　馬渡亜樹　岸昌代　玉置祐也　牛尾茉由
２０１４．９月１９日[金]→２８日[日]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：桐戸英二

女流劇作家書下ろしシリーズ　その２

登場人物を丁寧に描き分け、リアルで濃密な世界をスタンダードな手法で魅せる KAKUTA・桑原裕子の新作団塊の世代に生まれた女三人組のお馴染み旅行。今回はペルーで世界遺産を探訪するスピリチュアルツアーだ。しかし現地案内人にそそのかされ当初予定されていたツアーを離脱し、チチカカ湖奥地の秘境で奇妙な民族と数日間過ごす羽目になってしまった。そんな旅を終えて数日後。三人の体に不可思議な変化が… なんと20歳ほど若返っていたのだ！「もう一度人生やり直そう」「やり残したことを取り戻そう」と、はじめは若返りを喜んでいたが… 老いと若さ、強さと弱さ、生きがいとは後悔とは。

CAST 平栗あつみ　磯西真喜　中條サエ子　吉見一豊　石井英明　瑞木健太郎佐藤銀平　冠野智美　清田智彦　石黒光
２０１４．１０月１０日[金]→１９日[日]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　演出助手：後藤彩乃　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：宮本良太

女流劇作家書下ろしシリーズ　その３

地域の言語を活かした独自のリズムの会話体で、日常と生の不条理をユーモアと痛みを込めて描く角ひろみ初の書下ろし数年先の未来。山深い集落、囁谷。昔話では隠れ里として有名だが、実際今は限界集落。かつては林業でくいつないだものの、男たちは高齢でほぼ引退。森林組合の男声合唱団だけが細々と続いている。若い町長が計画する囁谷シルバータウン構想。計画が着々と実現する中、当の囁谷のシルバーな面々の最大の関心事は、男声合唱団恒例のクリスマスコンサートをどうするかということ。なかなか歌えないシルバーたちの、安楽のハーモニー。

CAST 佐々木敏　大谷朗　中平良夫　竹本純平　廣田行生　横尾香代子元井須美子　手塚祐介　乙倉遥
２０１４．１１月３日[月・祝]→１２日[水]
STAFF 美術：田中敏恵　照明：佐々木真喜子　音響：穴沢淳　衣裳：清水崇子　舞台監督：田中伸幸　演出助手：金子裕明　宣伝美術：杉浦慶子写真撮影：森田貢造　制作：加藤晶子

演劇集団円〒111-0035　台東区西浅草1-2-3 田原町センタービル５F TEL 03-5828-0654　　FAX 03-5828-0651